どうも私の子供は、以前から風邪を引きやすいように思える。
自分も風邪を引きやすい方なので遺伝なのかと思っていたら、女房によるとこれは体質よりも育った環境のせいらしい。
普通に考えて、子供には風邪を引かせないように冬は暖かく保つべきだと思う。
しかし、今の常識では冬でも赤ん坊はなるべく薄着をさせて、寒さに対する抵抗力をつけさせるそうだ。
聞けば、女房の知り合いでも、冬に肌着一枚のような格好で子供を外で遊ばせているという話だ。

自分の感覚からすればそんなの駄目じゃないかと思えるのだが、とにかく今はそういうのが流行りらしい。
それによると、多少鼻水をたらしていたりくしゃみをしていてもそのままにしていれば、寒さに強い体質になるということだ。
また、夏にもなるべく冷房をつけずに育てることで、暑さにも負けない丈夫な体になるということだ。
特に、夏場はしっかり汗をかかないと汗腺が発達しないので、冷房の中で育てるのは駄目なことだと言う。
だが、我が家の場合、冬には子供が寒かろうと厚着をさせ、夏には暑かろうと冷房で涼しくしていた。
そういう育て方をしたから暑さや寒さに弱い子供になって、風邪も引きやすくなったのだろうと言われてしまった。

しかし、今そう言っている女房もその「悪い育て方」をしてしまっているので同罪だ。
女房は自分が冷え性なのでつい子供にも厚着をさせたと言っているが、知っていたならなぜ薄着にしてやらなかったのかと思う。
どのみち、こんな話を今更していても子供の体質はすぐには戻らないわけで、これからいろいろと苦労しそうに思えるのだが。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。